病棟看護師の仕事内容は、患者さんの身の回りのサポートやバイタルチェックがメインになってきます。
身の回りのサポートは、食事介助や清拭、排泄ケアなどの介助です。バイタルチェックでは、脈拍・呼吸・血圧・体温・意識レベルの5つのバイタルサインを測定します。必要に応じて採血や点滴も対応します。
上記の業務に加え、こまめに患者さんとコミュニケーションを取り、相手を安心させることも大切な仕事です。検査や病気の内容、薬の説明をしたり、患者さんやご家族の様子を見ながら心のケアをしたりといったことも求められます。
病棟看護師はおおよそ上記のような仕事内容ですが、内科病棟・外科病棟など病棟の種類によって業務は変わってきます。病棟看護師として活躍することを検討しているのなら、病棟ごとの違いを調べて比較しておきましょう。
もし、病棟看護師としてフルタイムで働くのであれば、夜勤の対応は必須です。一般的に看護師の夜勤には2交替性と3交替性があります。2交替制は、日勤8時間と夜勤16時間の勤務体制。3交替制は、日勤・準夜勤・夜勤のすべてが8時間勤務で統一されている勤務体制です。それぞれにメリット・デメリットがあるので、こちらもじっくり検討されることをおすすめします。
看護師は、病棟や外来といった病院だけでなく、介護施設・保育園・企業などさまざまな場所でニーズがあります。そのため、看護師と一口に言っても、場所によって大きく仕事が異なっています。仕事選びに失敗しないためには、各職場の特徴を把握することが大切です。
そんな中、看護師の需要が高く、求人数が多いのはやはり病棟勤務。それを踏まえ、まず病棟の仕事を詳しくリサーチし、自身の中で職場探しの基準を設けてみると他の職場と比較しやすくなります。現在、求職活動を進めている看護師の方は、病棟看護師の基本情報を参考にされることをおすすめします。